こんにちわ。盛岡在住ブロガーのけんくん(@kenkun_blog)です。

日本時間3月18日の夜、新型「 iPad Pro 2020 」の発表がありました。今年は新型コロナウィルスの影響もあってか、Appleの発表会はありませんでした。(残念)
本日はは新型iPad Proについて情報をまとめてみました。
iPad Proに関する気になるリーク情報を入手したため、記事後半で紹介します。(←最新速報)
- 【iPad Pro 2020】新型の製品情報が分かる
- 【iPad Pro 2020】買いか?待ちか?を判断(リーク情報あり)
- 【iPad Pro 2020】お得情報も紹介
当記事はiPad Proの購入を検討されてる方のお役に立つ可能性があります。
まずはご一読を。
【iPad Pro 2020】製品情報(旧モデルと比較)
まずは「 iPad Pro 2020 」の製品情報を紹介します。一世代前の旧型と比較して、どのように変わったのかを中心に説明します。
詳しいスペック表は公式Webサイトを見れば分かるので、当記事では購入者にとって必要な情報を厳選して紹介します。
【iPad Pro 2020】発売日
iPad Pro 2020の 発売日は2020年3月25日予定です。
【iPad Pro 2020】画面サイズ
iPad Pro 2020は旧型と同一の画面サイズです。
- 12.9インチ
- 11インチ
【iPad Pro 2020】本体カラー
iPad Pro 2020は旧型と同一カラーの2色展開です。
- スペースグレイ
- シルバー
【iPad Pro 2020】ストレージ
iPad Pro 2020は最低ストレージ容量が6GBから128GBへ増量しています。
- 128GB ← Newサイズ
- 256GB
- 512GB
- 1TB
旧型iPad Proのストレージ容量は64GB、256GB、512GB、1TBの4種類。128GBの設定はありませんでした。
64GBは少なすぎるため、128GBへの増量はうれしい仕様変更です。
【iPad Pro 2020】プロセッサ
iPad Pro 2020のプロセッサは、旧型「 A12X Bionic 」から新型「 A12Z Bionic 」へと進化しました。
具体的な違いはGPUのコア数のアップ。旧型「 A12X Bionic 」の7コアから、新型「 A12Z Bionic 」は8コアにアップしました。
GPUは3Dグラフィックスなど、画像描写の計算処理を行うプロセッサです。コア数が増えることで画像や動画編集、ゲームをより快適に行うことができます。
例年であれば最新の「 A13 Bionic 」をベースとしたプロセッサになるはずです。iPad Pro 2020は旧型の「 A12 Bionic 」をベースとしたマイナーチェンジです。(←この意味は一体???)
【iPad Pro 2020】RAM
iPad Pro 2020のRAM容量は全モデルで「 6GB 」を採用しています。
旧モデルはストレージ容量が1TBのモデルのみ6GBを採用、他モデルは4GBでした。RAMが多くなることで動画編集などの高負荷な処理が快適になります。
【iPad Pro 2020】携帯電話ネットワーク接続
iPad Pro 2020の携帯電話ネットワーク接続は旧型と同一展開です。
新モデルはWi-Fi性能がアップしています。
- Wi-Fiモデル
- Wi-Fi + Cellularモデル
昨秋発売のiPhone11と同様に「 Wi-Fi 6 」に対応しました。
Wi-Fiの最新規格で、通信速度の高速化、安定性、省電力性能、低遅延などのメリットがあります。
Cellularモデルは残念ながら「 5G(第5世代移動通信システム) 」に未対応です。こちらに関しては今秋発売予定のiPhone12からの採用が濃厚です。
【iPad Pro 2020】カメラ
iPad Pro 2020のカメラはレンズ2つのデュアルカメラに進化しました。
旧型のレンズは「 12MP、ƒ/1.8 」の1つのみ。新型は加えて「 超広角レンズ10MP、ƒ/2.4 」が追加されています。
※iPhone11の超広角レンズは12MPのため仕様が異なるようです。
【iPad Pro 2020】LiDARスキャナ
iPad Pro 2020のセンサーに「 LiDARスキャナ 」が追加されました。
LiDARは、「Light Detection and Ranging」(光検出と測距)の略称で、光が対象物に到達してから反射して戻るまでの時間を測定して距離を割り出す技術です。
iPad ProのLiDARスキャナは、屋内外で、最大5メートル先から反射する光を測定するダイレクト・タイムオブフライト(TOF)方式を採用しています。
主な活用方法はAR(拡張現実)です。
カメラを通してみる現実世界に別の物体を投影できます。
現在Appleは「 AirTag 」と呼ばれる「 忘れ物防止タグ 」の開発中です。
これは自宅の鍵や財布にタグを付けておくことで、紛失時に位置を通知したり、アラームを鳴らしてくれる小型のスマートタグです。(←リーク情報より)
LiDARスキャナと連携すれば、探し物をiPadのカメラを通じて現実世界に投影することで、簡単に見つけることができるかもしれません。
【iPad Pro 2020】重量
iPad Pro 2020の重量は旧型と比較して3g~10g程度アップしています。
モデル | 重量(旧モデル) | 重量(新モデル) | 重量差 |
---|---|---|---|
12.9インチ Wi-Fi | 631g | 641g | +10g |
12.9インチ Wi-Fi + Cellular | 633g | 643g | +10g |
11インチ Wi-Fi | 468g | 471g | +3g |
11インチ Wi-Fi + Cellular | 468g | 473g | +5g |
重量差が一番大きいのは12.9インチモデルで、10g増量しました。
【iPad Pro 2020】価格
iPad Pro 2020の価格は旧型より11,000円~35,000円安くなっています。
【 Wi-Fi 12.9インチモデルの価格比較(税抜) 】
容量 | 価格(旧モデル) | 価格(新モデル) | 価格差 |
---|---|---|---|
64GB | 111,800円 | – | – |
128GB | – | 104,800円 | – |
256GB | 128,800円 | 115,800円 | -13,000円 |
512GB | 150,800円 | 137,800円 | -13,000円 |
1TB | 194,800円 | 159,800円 | -35,000円 |
【 Wi-Fi + Cellular 12.9インチモデルの価格比較(税抜) 】
容量 | 価格(旧モデル) | 価格(新モデル) | 価格差 |
---|---|---|---|
64GB | 128,800円 | – | – |
128GB | – | 121,800円 | – |
256GB | 145,800円 | 132,800円 | -13,000円 |
512GB | 167,800円 | 154,800円 | -13,000円 |
1TB | 211,800円 | 176,800円 | -35,000円 |
【 Wi-Fi 11インチモデルの価格比較(税抜) 】
容量 | 価格(旧モデル) | 価格(新モデル) | 価格差 |
---|---|---|---|
64GB | 89,800円 | – | – |
128GB | – | 84,800円 | – |
256GB | 106,800円 | 95,800円 | -11,000円 |
512GB | 128,800円 | 117,800円 | -11,000円 |
1TB | 150,800円 | 139,800円 | -11,000円 |
【 Wi-Fi + Cellular 11インチモデルの価格比較(税抜) 】
容量 | 価格(旧モデル) | 価格(新モデル) | 価格差 |
---|---|---|---|
64GB | 106,800円 | – | – |
128GB | – | 101,800円 | – |
256GB | 123,800円 | 112,800円 | -11,000円 |
512GB | 145,800円 | 134,800円 | -11,000円 |
1TB | 167,800円 | 156,800円 | -11,000円 |
価格差的に最もお得なのは12.9インチの1TBモデル(Wi-Fi、Wi-Fi + Cellular)で35,000円安くなっています。
【iPad Pro 2020】Magic Keyboard
iPad Proの新アクセサリーとして「 Magic Keyboard 」が発売予定です。
特徴を説明します。
- トラックパッド対応
- シザー式キーボード
- USB-Cポート搭載
- フローティングカンチレバー
- 互換性
- 発売日
- 価格
【Magic Keyboard】トラックパッド対応
Magic Keyboardは「 トラックパッド 」に対応します。
トラックパッドに対応することで、ラップトップPCと同様にMulti-Touchジェスチャー、マウスカーソルが使えます。
Multi-Touchジェスチャーは、MacBookシリーズでもおなじみの指を使ってマウスカーソルの操作ができる機能です。
マウスカーソル自体もiPad OS用に新設計されました。
ボタン、アプリのアイコン、テキストなど、カーソルを合わせる位置により形状が変化します。
【Magic Keyboard】シザー式キーボード
Magic Keyboardはフルサイズのバックライトキーボードでキーストロークが1mmのシザー構造を採用しています。
シザー式は「 Mac Book Pro 16インチ 」で採用された方式で、実際にタイピングしてみましたが、旧モデルのバタフライ式と比較して、とても打ちやすかったです。
【Magic Keyboard】USB-Cポート搭載
Magic Keyboardは本体ひんじ部分にUSB-Cポートを搭載しています。
ラップトップPC感覚で充電しながらiPad Proを使うことができます。
【Magic Keyboard】フローティングカンチレバー
Magic Keyboardはフローティングカンチレバー方式の採用により、iPad Proをマグネットで取りつけて、最も見やすい角度に調整可能です。(←画面が浮いている)
※旧型のキーボード「Smart Keyboard Folio」は2段階の角度調整のみ
【Magic Keyboard】互換性
Magic Keyboardは1世代前の旧型iPad Proにも対応可能です。
※ホームボタンのないiPad ProであればOK
【Magic Keyboard】発売日
Magic Keyboardの発売日は5月頃の予定です。
※正確な発売日は不明
【Magic Keyboard】価格
価格はiPad Proの画面サイズにより異なります。
- 12.9インチ:37,800円
- 11インチ :31,800円
キーボード単体の値段としてちょっと高額です。
【iPad Pro 2020】ズバリ買い?気になるリーク情報も
Apple製品好きの私の判断となりますが、ぜひ購入検討の参考にしてみてください。
注目は最新のリーク情報です。これを見てから購入決断しても遅くはありません。
Apple信者の方、iPad Pro新規購入予定の方
「 買い 」です。
旧型よりも価格が安く、製品としても欠点がありません。予算に都合がつくなら迷わずポチりましょう。
すでにiPad Proをお持ちの方
「 待ち 」です。
理由として、新機能(デュアルカメラ、LiDARスキャナ)のインパクト薄い点、現行モデル(旧型)でもMagic Keyboardが使える点を考えると、わざわざ高いお金を払って買い替えるメリットを感じないためです。
Cellularモデルユーザーの方は5Gに対応する次期モデルまで待ってみてはいかがでしょうか。
iPad Proに関する最新のリーク情報
Appleアナリストで超有名なミンチークオ氏の情報です。
「 2020年の最後の四半期(10月~12月)にミニLEDバックライトを搭載したiPad Proモデルを発売予定 」のリーク情報があります。(ソース:9to5Mac)
ミニLEDは簡単にいうとディスプレイがより美しくなります。リーク情報によると12.9インチモデルにのみ搭載予定だそうです。
今回プロセッサが1世代前の「 A12 Bionic 」をベースとしたマイナーアップデートです。
もし年末に新iPadを発売するなら、最新プロセッサの採用や5G対応したメジャーアップデート製品になると予想されます。
「 信じるか信じないかはあなた次第です。 」
ミンチークオ氏のリーク情報は信頼性が高いため、購入を年末まで待ってもいいかもしれません。1年立たないうちに旧モデルは辛いですよね。
【iPad Pro 2020】お得情報の紹介
提案です。新機能(カメラ、LiDARスキャナ)のインパクトが薄いため、あえて旧型を買ってみてはいかがでしょうか。
旧型の購入はAppleの「 認定整備済品(中古品) 」がおすすめです。
中古品といっても外装を新品同様にきれいに仕上げ、保証も1年付きます。(←新品と変わらない)
「 12.9インチ Wi-Fi + Cellular 256GB 」の整備品が100,800円で販売されています。
新型の同スペックが132,800円のため、32,000円安く購入できる計算になります。
気になる方は整備品の在庫状況を毎日チェックしてみてください。
【iPad Pro 2020】まとめ
「 iPad Pro 2020 」について最後にまとめておきます。
- 旧型より価格が安い
- 新機能はデュアルカメラ、 LiDARスキャナ機能(AR対応)に注目
- マジックキーボードでトラックパッドに対応
- 年末にミニLED付きiPad Proの発売があるかも
iPad Proのリーク情報については気になる所です。今後も当ブログで随時情報更新していきます。
