こんにちわ。盛岡在住ブロガーのけんくん(@kenkun_blog)です。
昨日(2019年09月23日)は、
地元盛岡で「いしがきミュージックフェスティバル2019」の開催されました。

盛岡といえば夏の「さんさ踊り」、秋の「いきがきミュージックフェスティバル」です。
この日は盛岡の街が音楽に包まれます。
地元が誇る音楽イベントです。音楽好きの方に向けて、当フェスの紹介をしたいと思います。
ぜひご覧ください。
- ロックフェスが好きな方
概要

盛岡市、TV局、ラジオ局、新聞社等の協力のもと実行委員会を設立し、企画・制作はライブハウスCLUB CHANGEが行っています。
盛岡城跡公園(岩手公園) をメインステージとして、市内の複数個所でLiveが開催されます。
今年は盛岡市内の全10会場でLiveが開催されました。
コンセプトは「盛岡市内が音楽に包まれる1日」です。
出演は、ジャンルは問わずメジャー、インディーズで活動するゲストミュージシャンと、応募で選ばれた岩手県内で活動しているアマチュアミュージシャンです。
全国の有名フェスでメインステージを務めるビックアーティストから、アマチュアの口笛おじさんまで、幅広いラインナップが楽しいです。
盛岡市内の至る所で、様々なLiveが同時開催されるので、どれを見に行くかは自分次第。
2007年の開催当初は、メインステージはゲストアーティストによる「有料」会場で、各会場は地元アーティストによる「無料」会場でしたが、2009年より全会場を完全無料のフリーライブフェスティバルとして現在に至ります。
完全無料での運営継続は厳しいと聞きます。
盛岡市も含めて官民協働で行うフェスで、市の補助金やクラウドファンディングを活用しています。
今後の開催継続のためにも、みなさんに応援してほしいです。

フリーライブで有名アーティスト見れるのは素晴らしいことです。
クラウドファンディングのページで主催者の思いを見ることができます。興味がある方はぜひご覧ください。
開催場所

会場は盛岡市内全域です。
フェスと言えば自然あふれる広大な土地で行うイメージがありますが、「いしがきミュージックフェスティバル」は街中フェスです。
掲載した盛岡市内のマップの距離間を説明すると、
一番左の盛岡駅ステージから、一番右の肴町ステージまで徒歩で30分程度です。
市内なのでバスを利用すれば10分かかりません。
大きなフェスの場合、ステージ間の移動で20分以上かかる所もあるので、規模的にはそれに近いものがあります。
メインステージは盛岡城跡公園(岩手公園)になります。
南部藩の城跡で、跡地として石垣が残っており、本フェス(いしがき)の名前の由来です。
春は桜の木が咲き、盛岡のお花見スポットとして有名です。

中心部の「ISHIGAKIステージ」と「AZUMAYAステージ」に人気のゲストアーティストが出演します。
ここに大きめの広場があり、両ステージが直角に並び、交互にLiveが行われます。
連続で演奏がはじまるので、好きなアーティストを近くで見たい場合は場所取りも重要です。
その他、アーティストグッズの物販、フードコーナー、レジャーシートゾーンがあり、音楽鑑賞以外の楽しみもあります。

フードコーナーは盛岡市内に多数の屋台が出店します。
街中がお祭り状態になります。
フェスの楽しみ方

アクセス
公共交通機関を利用する場合は、盛岡駅まで新幹線、もしくは電車をご利用ください。
盛岡市内は構造が単純です。
前述のMAPのとおり、盛岡駅から真っ直ぐ進むと目的地(盛岡城跡公園)に到着します。
徒歩30分圏内のため、歩いて街中の各ステージを見るのも楽しいです。
車で来られる方は、市内の有料駐車場をご利用ください。
公式駐車場はありませんが、市内にはコインパーキングがたくさんあります。
最大24時間駐車しても上限1000円以内のところもあるため、有名のフェスの1日駐車券よりも安いと思います。
市内のスーパーなどの施設に無断駐車すると、タイヤロックや、警察に通報されるため、絶対にやめてください。

私が本日利用したコインパーキングは1日とめても500円です。
物販・フード
フェスといえばアーティストグッズの物販と、おいしい食事とお酒です。
人気アーティストのグッズは朝早くから行列ができます。販売数も限られるため売り切れに注意です。
確実に欲しい場合は朝一から並ぶことをおすすめします。
フードコーナーは、盛岡市内の路上、盛岡城跡公園に数多くの屋台が出店されます。
地元名物も販売されるため、おいしい食事とお酒を楽しみましょう。
盛岡城跡公園内にはレジャーシートゾーンがあるため、そちらにテントを設置して、じっくり楽しむ方もいます。(ステージはあまり見えないので、音漏れする曲を聴きながら楽しむイメージ。)
レジャーシートゾーンは場所が限られてるため、ご利用希望の方は朝一で並ぶ必要があります。
街中フェスのため、ほとんどの方は移動しながらフェスを楽しんでいます。
Live

公式HPからタイムテーブルを確認して好きなアーティストのLive見ます。
人気のゲストアーティストは盛岡城跡公園内のステージ(ISHIGAKI、AZUMAYA)に主に出演します。
普段の盛岡では見ることのできない人気アーティストが多数出演するため、ステージエリアは多くの人であふれかえります。
ISHIGAKI、AZUMAYAステージは、人気アーティスト出演時は入場制限がかかる場合もあるので、入場の際はご注意ください。
絶対見たい場合は早めの入場をおすすめします。
フリーライブのため、普段Liveに行き慣れてる方から、そうでない方までさまざまです。
当フェスではモッシュやダイブが自由なため、ステージ前方で見る方は注意が必要です。
ダイブする若者が頭上から降ってきたり、モッシュにより揉みくちゃにされる場合があります。
Liveに行き慣れてない方、小さなお子さんや女性は危険なのでご注意ください。
大きなフェスだとダイブ禁止の場合もありますが、「いしがきミュージックフェスティバル」ではロックの文化として許可されています。
アーティストをできるだけ前で見たい方は、ステージ両脇に陣取ることをおすすめします。
モッシュやダイブはステージ前の中央付近で行われるため、ステージ両脇の柵部分に陣取れると快適です。
フェス終了後
街中フェスのため、フェス終了後の行動もスムーズです。
19時過ぎに終了するので、すぐに帰宅する方、市内の居酒屋で2次会を行う方など、さまざまです。
盛岡市内の中心部での開催のため、ホテルや飲食店も多数存在します。遠方から来られる方は、盛岡グルメをぜひご堪能ください。
焼き肉、冷麺、わんこそば、じゃじゃ麺など美味しいものがたくさんあります。

私は3連休の最終日だったので素直に帰りました…。
今回は車で行ったのでノンアルコールです。
2019年出演の主要アーティスト

主要なゲストアーティストを紹介します。
- バックドロップシンデレラ
- EGG BRAIN
- HAWAIIAN6
- Ken Yokoyama
- locofrank
- NAMBA69
- ROTTENGRAFFTY
- SiM
- SIX LOUNGE
- 竹原ピストル
- 10-Feet
- teto
- THE BLACK COMET CLUB BAND
- THE NEATBEATS
- TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)
- ヤバイTシャツ屋さん
- 他…
上記アーティストが盛岡城跡公園内のステージに登場し、 1組あたり約30分程度のLiveを行います。
「竹原ピストル」や「ヤバイTシャツ屋さん」などテレビに出演する有名アーティストも出演し、非常に豪華なラインナップです。

私は10-Feetが大好きなので、出演する年は毎回参加しています。
個人レポート

今年は朝から雨降りで、気温も低めでコンディションとしては良くない年でした。(この時期は天候微妙)
このような場合は服装に注意が必要ですす。
フェスを行うLive会場では傘が危険なため使用禁止です。
天候が不安定な野外フェスでは、アウトドアメーカーのレインコート、レインブーツがあると最強です。
私は持ってないので100円ショップのレインウエアと普通のスニーカーで参戦しましたが・・・
蒸れるレインコート、泥だらけのスニーカーと最悪でした。
雨具は雨が降らないと使わないため軽視しがちですが、良いものを持ってると重宝します。

午後から参加し、以下のアーティストのLiveを見ました。
- ROTTENGRAFFTY
- 竹原ピストル
- ヤバイTシャツ屋さん
- バックドロップシンデレラ
- 10-Feet
- NAMBA69
- Ken Yokoyama
ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、非常に豪華なアーティストです。
大きなフェスのメインステージで数万人を熱狂させるアーティスもいます。
音楽好きからすると、この方々を無料で見れるのは贅沢の極みです。
TV出演の多い「ヤバイTシャツ屋さん」は観客の注目度も高く、グッズを身に着けてる方や、小さな子供にも人気があり、すごい盛り上がりでした。
曲も観客に分かりやすいコール&レスポンスが多くて楽しいです。
TVに出演するアーティストの知名度はすごく、普段Liveに行かなそうな客層が見に来ていました。
最近音楽番組でもよく見る「竹原ピストル」さんのギター1本の弾き語りは雨の会場に力強く響き渡っていました。
生歌はテレビを通して聴くよりも迫力があり、心にズシッと感じるものがあります。
この方のLiveはスゴイです。
CM曲の「よー、そこの若いの」、個人的に好きな「Forever Young」も聴くことができて満足です。
最終3組の「10-Feet」、「NAMBA69」、「Ken Yokoyama」の流れは観客の盛り上がりも一気に加速しました。
老若男女問わずファンが多い「10-Feet」の曲にはいつも勇気をもらいます。
River、その向こうへ、1secなどキラーチューン連発です。(私もモッシュでもみくちゃに!)
各ステージトリを務めた「NAMBA69」の難波章浩さん、「Ken Yokoyama」の横山健さんは、カリスマ3ピースバンド「Hi-STANDARD」のメンバーです。
私が高校生の時に凄い人気で、現在の若いアーティストにも多大な影響を与えています。
パンクロックの激しいギターと英語の歌詞がめちゃくちゃカッコよくて、当時から大好きです。
今の若者にも受け入れられており、当時のAIRJAM世代としてはうれしい限りです。
最後に2人のコラボが見たかったけど、残念ながら実現せず…。(世の中そんなに甘くない・・・)
いつか「いしがきミュージックフェスティバル」で「Hi-Standard」の「Stay Gold」が聴きたいです。
今年は天気が残念だったけど、雨とLiveの照明が幻想的で、ちょっといい雰囲気でした。
雨のフェスもたまにはいいものです。

主催者のみなさん、アーティストのみなさん、今年も最高のフェスをありがとうございました。来年もまた参加します。
まとめ
本日は「いしがきミュージックフェスティバル」の紹介でした。
盛岡市内が年に1回だけ音楽に包まれる日です。
フリーライブだけに毎年開催できるか心配ですが、盛岡の名物イベントとして定着してるため、ぜひとも存続して欲しいです。
個人的には盛岡の夏祭り「さんさ踊り」を超えるイベントに成長してほしいです。
興味のある方は、ぜひ一度ご参加ください。
- いしがきミュージックフェスティバルは盛岡で年1回開催されるフリーライブのフェス
- 盛岡市内中心部に全10カ所のステージを配置してLiveが行われる街中フェス
- 超有名アーティストからアマチュアまで多数参加
良かったら次回更新も見てください。
どんと晴れ♪