
「 干し芋 is 最強 」
干し芋の魅力は以下のとおり
- 低脂質
- 低GIで血糖値の上昇を緩やかにして太りにくい
- 食物繊維豊富で腸内環境を整える
- ビタミン豊富で免疫力アップ
- カリウム豊富でむくみ防止
自然の甘みがおいしく、かつ健康的。低脂質、低GIでダイエットにも使えて、食物繊維で腸内環境も整える。パーフェクトなおやつです。

「 唯一の弱点はお値段が高い… 」
スーパーでは1袋1,000円近くするものも…。手軽に買える価格ではないため、一般庶民のお財布には厳しいです。(やっぱり手間暇かかるから高いのかな?)
干し芋の作り方を調べてみました。
- さつまいも蒸かす(90~120分)
- 皮をむく
- 幅約1㎝間隔で芋の繊維に沿って裁断
- 天日干し(7日~14日)
干し芋1個作るのに1週間以上かかるんですね。1,000円の価値も納得です。雨風しのぎつつ天日干しはとても大変です。

ある日思いつきました。(閃き)
ないなら作ればよい。自分で作れば好きなだけ干し芋を食べることできます。しかもコストを抑えれるはず。
本日は自宅での干し芋作りをテーマに記事を書いてみました。
- 材料・調理機材
- 作り方
- 食べてみた感想
- コスパ比較(市販品vs自作)
この記事ではコンベクションオーブンを使って自宅で干し芋を作る方法を紹介します。
調理機材は必要ですが、スイッチオン後は基本放置でOK。すごく簡単で、すごくおいしい干し芋が出来上がります。
ぜひご覧ください。

【自宅で干し芋づくり】材料・調理機材
- さつまいも
- コンベクションオーブン
材料はさつまいものみ。調理器具としてコンベクションオーブンを使用します。
この2点が準備できれば、自宅で簡単に干し芋を作ることができます。

コンベクションオーブンとは?
コンベクションとは「対流」。その名のとおりヒーターによって熱した空気をファンで循環させて食材を加熱する調理家電のこと。
熱風を循環させてムラなく加熱、外はカリッと中はジューシーに焼き上げます。

- オーブン調理
- トースト
- ノンフライ
- 発酵
- 乾燥
- 低温調理
今回、自宅で干し芋を作るために「乾燥」機能を利用します。

価格は僕がもってる「TSF601」で約1万円。最近新モデル「TSF61A-H」が発売され、そちらは1万6500円です。
とてもコスパが高く、一家に一台あると料理の幅が広がります。

【自宅で干し芋づくり】レシピ
- 焼き芋(蒸し芋)を作る
- 皮をむきカットする
- コンベクションオーブンで加熱
本来の干し芋は天日干しを1~2週間行う必要があります。一方、コンベクションオーブンを使えばたった3時間で干し芋を作ることができます。

【干し芋自作レシピ】焼き芋(蒸し芋)を作る
今回は楽するためにスーパーで購入した焼き芋を使用します。
お値段は30%OFFで税込224円。(お買い得ー!)

今回購入した焼き芋の重量は約400gでした。
工程1は以上となります。(何もしてない…)

【干し芋自作レシピ】皮をむきカットする
次に焼き芋の皮をむきます。焼き芋は皮が柔らかくなってるので、手で簡単にむくことが可能です。
皮をむいた焼き芋を食べたいサイズにカットします。焼き芋自体が柔らかいため、カットの際は力の入れすぎにご注意ください。(ちょっと切りにくい)
今回はよく切れる包丁で厚さ5mm~1cm程度にカットしました。

工程2は以上となります。
【干し芋自作レシピ】コンベクションオーブンで加熱
最後にコンベクションオーブンに切った芋を並べて加熱します。
オーブンの設定は以下のとおり(TESCOMコンベクションオーブンの場合)
- 低温ファンモード
- 80℃
- 3時間
以後3時間は放置OK。寝る前にセットしておけば、翌朝においしい干し芋の完成です。
完成した干し芋がこちらです。水分が抜けて表面が硬くなり、見た目はしっかり干し芋になっています。
重量は約200g。皮、水分が抜けて約半分の量になりました。

【自宅で干し芋づくり】実際に食べてみた感想
ちゃんと干し芋になってます!(驚き)
食感は市販の干し芋より少し柔らかめ。適度な歯ごたえがあり、噛むと焼き芋同様の甘みを感じます。
めちゃめちゃおいしい!
焼き芋は手軽に持ち運びできないけど、干し芋ならタッパに入れて持ち運び可能。これなら小腹が空いたときに何時でも食べれますね。

この干し芋は砂糖を含め、保存料、添加物一切なし。甘くておいしい健康的なおやつです。
普段の職場で食べるおやつにも使えそうです。

こちらは近所のドラッグストアで買える干し芋(110g/235円)です。価格がお手頃で職場で食べるおやつにピッタリです。
市販品の干し芋はスティック状で色見は黄金色。
実際に食べ比べてみました。
食感は市販品の干し芋の方が硬く、甘さは控えめ。乾燥度合いが高く、食べるとボソボソした感じがします。

原産国が中国とあるため、日本のさつまいもを使っていません。高いイメージの干し芋が200円代で買えるのは魅力だけど、味がもう一つなのが残念です。
自作した干し芋の味を知ってしまうと、この市販品は買えないですね。

【自宅で干し芋づくり】市販品の干し芋とコスパ比較
市販品と自作した干し芋のコスパ比較してみました。
作り方 | 内容量 | コスト | グラム単価 |
---|---|---|---|
自作 | 200g | 298円 | 1.49円/g |
市販品 | 110g | 235円 | 2.13円/g |
今回、自作した干し芋の材料費(焼き芋)は割引前の販売価格298円で計算しました。実際は30%OFF(224円)で購入したため、1gあたり1.12円の計算です。(市販品の半額相当)
自作した干し芋は材料のさつまいもを安く仕入れるほどお得になります。コスパが高いですね。

【自宅で干し芋づくり】まとめ
あなたも自宅で干し芋づくり始めてみませんか?
自分で干し芋を作ったら、想像以上においしくて感動しました。コンベクションオーブンを使えば1週間天日干しする必要なく干し芋が作れます。
前日の夜に仕込めば、朝起きたらおいしい干し芋の出来上がり!とても簡単なのでぜひお試しください。
