オーダースーツ|購入前の準備が重要|ポイントはこの3つです。

ファッション

こんにちわ。盛岡在住ブロガーのけんくん(@kenkun_blog)です。

「スーツのオーダーは事前の準備で8割決まる!」(←私の持論)

  • 「オーダースーツって難しそう」
  • 「何を準備していけばいいか分からない」
  • 「なんか失敗しそう…」

という疑問をお持ちではありませんか?

そこでこの記事ではオーダースーツの購入を迷ってる方向けにお悩み解決のお手伝いをいたします。
スーツオーダー歴10年の私の観点からアドバイスさせて頂きます。

具体的には

  • 準備編
  • 当日編
  • 受取編

の順番にご紹介していきます。

すべてを1つの記事で網羅すると、長文になってしまため、本日は【準備編】としてポイントを3つほど説明します。

当記事は5分くらいで読めますし、オーダースーツへのハードルが下がります。
まずはご一読を!

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【はじめてのオーダースーツ】① 信頼できるお店を選択せよ

お店選びはとても重要です。

最近のブームによりオーダースーツを購入できる場所が増えています。どのお店でも、採寸して買う以上は、サイズぴったりのスーツが買えます。

ですが、カッコいいスーツとなると別の話です。
サイズが合うからといってカッコいいわけではありません。

お店選びで重要なのは「担当店員さんの質」です。

なぜ店員さんの質が重要なのか?

オーダースーツの購入は、さまざまな選択を迫れます。

  • 生地選び
  • スーツの基本デザイン
  • オプション有無
  • 微妙なサイズ感(タイトめ?ゆったりめ?)

初心者の頃は良し悪しが分からないため、たいていの場合は店員さんに質問します。

「どれがおおすめでしょうか?」

店員さんはこれが良いとは決して言いません。たいていの場合、一般論を語ります。
そこでどれだけ納得するアドバイスをくれるかが重要です。(←知識・センス・流行)

以下に私が過去に購入したお店(チェーン店・個人店)の経験談を書きます。ぜひご参考ください。
※どちらが良い・悪いという話ではありません。

チェーン店

私が最初に購入したお店はオーダースーツ専門の全国チェーン店です。
リーズナブルな価格でスーツを仕立てることができます。こちらで4~5着スーツを仕立てました。

けんくん
けんくん

1着目はサイズ感に大満足するも、次第に不満点も・・・

不満の原因は「 担当してくれる店員さんが毎回異なる」こと。

担当が変わることによる弊害は

  • センスが人によって異なる
  • 自分の好みを把握してくれない

私の購入した店舗では20代~50代の店員さんがおり、それぞれセンスが異なります
若い人は攻めたスタイルを、年配の方はベーシックなスタイルを好んで提案します。

チェーン店はとにかく客数を相手にするため、その時点で空いている方が担当になります。担当者によってアドバイスが異なると、仕上がるスーツの雰囲気もまた異なります。

よく知らない方だと、自分の考えをうまく伝えられず、もどかしい思いをしていました。

けんくん
けんくん

店員さんとの信頼関係は重要です。
チェーン店の場合、お気に入りの店員さんが退職・転勤などでいなくなるケースが多く、そうなると0スタートになってしまいます。

個人店

私は今、地元盛岡の個人店「It’s for Men(通称:イッツ)」さんにてスーツを仕立てています。
(お店の詳細はこちら

個人店の長所

  • 予約制による十分な時間の確保
  • お客個人とのしっかりとした対話
  • 長期にわたる信頼関係構築

個人店の場合、完全予約制のお店が多いです。
チェーン店では1時間半ほどでオーダーしていましたが、今は3時間ほどかけてオーダーしています。
マンツーマンでしっかりとした対話が可能です。

個人店に来るお客さんはコアな客層が多いです。(服好き・マニアな方)
そのため、お店には様々な情報が集まります。店員さんのセンスも良く、アドバイスを求めた際に的確な答えが返ってきます。

店員さんと自分のセンスが異なる場合もあるため、個人店に行けば最初から最高のスーツが作れるとは限りません。対話を重ね、2~3着と作っていくことで、最高のスーツが作れます。

自分の好みを理解し、似合うものを提案、似合わないものは勧めないのが良い店員です。
自分を最高にカッコよくする店員を見つけましょう。

けんくん
けんくん

個人店は常連になると、プライベートの付き合いをしたり、いろいろ便宜を図ってくれます。(長期にわたるお付き合いができます)

初見での判断方法

上記例はあくまでも一例です。
チェーン店が悪い、個人店が良いとい話ではありません。お店の運営形態と店員の質は別物です。

お店を決める際は、口コミ、お店のWebサイトで雰囲気を事前に確認します。
問い合わせ可能であれば、気になることを質問してみます。

個人的には予約制のお店がおすすめです。

初回はまず話を聞き行きましょう。(いきなり買わない)
どのような手順でオーダーし、価格、納期なども確認します。信頼できそうな店員であれば、次回の購入を検討します。

けんくん
けんくん

私がイッツさんに伺った決め手はお店の ブログ 記事でした。
方言を交えた味のある文章なので、ご一読ください。

【はじめてのオーダースーツ】② 購入するスーツイメージせよ

次に考えるべきは「どんなスーツを作りたいか?」

言葉だけで相手にイメージを伝えるの難しいです。スーツの専門用語が分からないし、微妙な雰囲気を伝えることができず、苦労した経験があります。

オーダーは美容室でどんな髪型にしたいかを伝えるのと一緒です。
まず最初に欲しいスーツのイメージを事前に決めておきます。

方法としては以下の2つです。

  • 雑誌をみる
  • ネットのスナップ写真

自分の好みとするスタイルを画像で見つけます。
見つけたら、スマホに写真撮影して保存しておきましょう。

雑誌

雑誌は毎月発売されており、その時の流行を丁寧に解説してくれます。

スーツ系の雑誌であれば「Men’s Ex」がおすすめです。
トレンドをおさえたスーツスタイルを毎月紹介しています。

雑誌の中から自分のイメージに近いものを何点かピックアップし、お店に持参すると話が早いです。
私も最初はこの方法を使いました。

ネット

Instagram(インスタグラム)でハッシュタグ「#スーツ」で検索してみましょう。
いろいろなスタイルの写真が出てきます。

ただ、Instagramの場合、関係ない写真投稿なども多く出てくるため、自分の好みのスタイルが探しづらいこともあります。

私のおすすめは「Pinterest(ピンタレスト)」です。
様々なかっこいいスタイルのスナップ写真を検索することができます。検索欄に「スーツ」と入力してEnterキーを押下すると、海外のスナップ写真も含めて、さまざまスタイル写真が一覧表示されます。

好きなスタイルをピン止めして、コレクションすることもできます。スマホアプリもあるので、ぜひインストールしてみてください。

スーツ文化は海外が本家です。
外国人のスナップ写真はカッコよくて、バリエーションも多いのでおすすめです。

それでも選べない場合

雑誌、ネットを見てもよく分からない方向けに、最初に選んで間違いないものを紹介します。

  • シングル2つボタン
  • 色はグレー・ネイビー系
  • 柄は無地、もしくはストライプ(1.5cm幅おすすめ)

このあたりおさえておけば間違いありません。(日本人に似合う万能コーデ)
このあたりの要点は次回記事「購入当日編」で書きます。

注意として、いきなり派手なもの避けるべきです。
雑誌のモデルや、派手なイタリア人をマネして、個性的なものに手を出すと後悔します。

けんくん
けんくん

昔、光沢の強いロイヤルブルーのスーツを作って、謎の夜の帝王感を出してしまいました・・・。(イタリアの生地)

また、冠婚葬祭目的でない限りは黒は避けるべきです。
海外では黒は特別な色です。ビジネススーツであれば異なる色を選択しましょう。

色は自分の肌の色により、似合う・似合わないがあります。色白の人は濃いめな色、色黒な人は明るめな色が似あいます。

私の場合、色白なのでネイビー系の濃い色が似合いますが、明るめのグレー、ベージュなどを着ると顔がぼやけて見えます。(このあたりは店員さんに客観的に判断してもらうのもあり)

自分の欲しいスーツのイメージを作り上げてから買いにいきましょう

けんくん
けんくん

イメージが無いまま買いに行くと、悩みすぎて時間の大半を消費し、適当なものを選び後悔しがちです。

【はじめてのオーダースーツ】③ スーツの基本を勉強せよ

一般的な洋服と同様にスーツスタイルにも流行があります。
10年以上雑誌を見続けていますが、タイトな時期、ルーズな時期と、ファッションは時代とともに振り子のように繰り返します。

当時は時代の流行に合わせて、ものすごくタイトなスーツをオーダーしようとしたこともありますが、完成したら全く似合わず・・・即お直しした経験も。
基本形から大きく逸脱したスタイルは、どこか違和感があるものです。(カッコ悪い)

「クラシックスタイル」

欧米で培われてきたスーツ文化の基本をまず知ることで、自分の中に確固たる軸ができます。
何がカッコよくて、何がカッコ悪いかが分かれば、オーダーする上でも迷いが生じません。

私のおすすめは故人・落合正勝氏の著書です。

男性向けファッション雑誌『Men’Ex』(世界文化社)の連載で、『クラシコ・イタリア』という言葉を紹介し、「ファッションとは流行を追うばかりでなく普遍的なクラシックがある」と主張し、服飾評論の世界に一石を投じた。 (以下、省略)

落合正勝 in Wikipedia

著書では、男性の服装術と題してスーツの着こなし、靴の手入れなどを紹介しています。
この本を読んでから、ホントのカッコよさについて学ぶことができました。(王道を知る)

けんくん
けんくん

基本を軸にして自分なりのカッコよさを追求すると、こだわりがいずれ自分のスタイルになります。著書は読み物としても面白いのでおすすめです。

まとめ

本日は「はじめてのオーダースーツ・準備編」の紹介でした。

スーツを買う前の準備でいいものが仕立てられるか決まります。

  • 信頼できるお店を選ぶ
  • 作りたいスーツのイメージを構築する
  • スーツの基本を学ぶ

私が10年以上かけてスーツをオーダーし続けて、いまだから言えることを書きました。
雑誌の流行もあるけど、自分だけの確固たる軸をもって、かっこいいスーツをぜひ作ってほしいです。

次回は購入当日編をお送ります。
お楽しみに。

良かったら次回更新も見てください。
どんと晴れ♪

プロフィール
けんくん

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岩手県盛岡市在住の43歳男性です。
趣味は食べること&ダイエット(ダイエット無限地獄の住人)
筋トレ・ダイエット中心の雑記ブログを発信中!書くことが好き。楽しい記事を届けます。
2022年からWebライター業もはじめました!お仕事依頼もお待ちしております!

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