こんにちわ。盛岡在住ブロガーのけんくん(@kenkun_blog)です。


2019年8月31日 PM8:22
やっちゃいました。交通違反です。反則金9000円です。
今まで無事故無違反だったのに・・・
再来月免許更新なのにゴールド免許が・・・
違反の内容は以下のとおりです。
「信号のない横断歩道に歩行者がいて渡らせなかった違反」
とのことです。
場所は高架下の道路にある信号のない横断歩道で、夜は薄暗い場所です。
その横断歩道を通ったあとに突然パトカーに呼び止められました。
一瞬意味が分からなかったのですが、どうやら「横断待ちの歩行者がいる状態で私の車が止まらなかった」ことが違反対象なようです。
前の車が通過したこともあり、交差点で立ち止まってる人まで気をまわせませんでした。

横断待ちまで違反とは知らなかった。
ぐぬぬぬ・・・。
みなさんはどうですか?
自分が歩行者のケースでは、信号のない横断歩道の場合は車を先に行かせることが多いです。
歩道前に立ってても、車が止まるケースがほぼ無いし、ドライバー側も歩行者が待ってる時はそのまま進むケースが多いと思います。
私は暗黙のルールと思ってたので、正直法令を正しく理解していませんでした。
本日は私のような違反者を出さないためにも、このルールについて記事に書きたいと思います。
交通事故は加害者・被害者にとっても不幸なことです。
私の間違いが少しでもお役に立てば幸いです。
自動車を運転する方
ぜひご覧ください。
9割がルール違反

JAFが2016年に実施した実態調査によれば、信号のない横断歩道で一時停止しない車は90%以上にのぼるそうです。
信号のない交差点でドライバーが一時停止しない理由は?
- 自分が停止しても対向車が停止しないので危ないから
- 後続から車がきておらず、自分が通り過ぎれば歩行者は渡れると思ったため
- 横断歩道に歩行者がいても渡るかどうかわからないから
- 一時停止した際、後続車から追突されそうになる(追突されたことがある)から

交差点でスマホを操作する若者は渡る・渡らないの判断が難しい。
ルール違反した場合は、
横断歩道に歩行者がいるにも関わらず一時停止を怠ったことを警察に咎められた場合、罰金(正しくは反則金)が発生します。
みなさんご注意ください。
交通ルールの詳細

横断歩道においては歩行者優先
1 車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。
この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。
出典:道路交通法 第三八条「横断歩道等における歩行者等の優先」
要約すると、
- 歩行者、自転車がいる場合は、横断歩道の接近時は徐行する
- 歩行者、自転車が横断しようとしてる場合は、一時停止して通行を妨げない。
これらに違反した場合の罰則として、

が適用されます。

今回9,000円も反則金をとられてしまいました。
減点(2点)は3カ月間違反なしの場合は免除されるらしいです。
2018年10月から取り締まり強化

昨年(2018年10月23日)、警視庁から
の通達が出されたそうです。
強化の目的としては、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を1年後に控え、大勢の訪日外国人が見込まれるなか、ドライバーに歩行者優先の意識を浸透させたい考えがあるようです。

外国では信号のない横断歩道に歩行者がいる場合、車の一時停止は当然のことらしいです。
日本ではドライバーと歩行者間で譲り合うシーンをよく見ますが、 知らない外国人が横断歩道を渡ってしまい、事故に合ったら大変ですよね。
全国で摘発を強化した2018年10月~2019年3月までの半年間に横断歩行者妨害で摘発された件数は、全国でおよそ10万1,400件。
交通違反全体が減少傾向にあるなか、2018年に発生した信号機のない横断歩道での死亡事故は、前年よりも13人増の90人でした。そして負傷者の数は、4,415人にものぼります。

9割が守らず、10万人が違反するルールなのだから、周知徹底すれば、限りなく事故0件にできそうですよね。
こんな理不尽なケースも!?

同様の摘発事例がないかネットで検索していたら、以下のような投稿を見つけました。
先日「歩行者妨害」という違反で息子が捕まりました。とても納得できない違反です。
息子は右折しようと歩道の手前で一時停止しました。歩行者が歩いていましたが、息子の車に気づき、一旦停止したので、息子は「どうぞ」とわたらせました。
その、歩行者を一旦止まらせてしまったということの違反だそうです。その時、息子は時間もなく、署名、指印をおしてしまったそうです。その後納得いかないことを警察署に言いに行きましたが、「そちらが悪い。違反だ。」の一点張りで腹がたつだけだったそうです。
このケースのポイントは、
- ドライバーは右折時に横断歩道前で一時停止している
- 歩行者は横断中に車に気づいて立ち止まった(=横断妨害)
投稿内容を見ただけなら、お互いが譲り合う日本人らしい光景です。ドライバーには歩行者優先の意思があるように思います。

どこが問題なんでしょうか?
推測ですが右折時と書いてあるので、対向車の車線に重ならないように横断歩道の直前まで車を進めて一時停止したかもしれません。
その際のスピードが徐行レベルを超えていたら違反対象の可能性があります。
歩行者目線で言えば、横断中にスピードの速い車が進んできたら驚いて一時立ち止まることはあります。
「立ち止まる=妨害行為」として判断されたのでしょう。

私のように歩行者が横断しなくても違反になるので、横断歩道付近に人がいたら一時停止する癖をつけた方がいいです。
まとめ
本日は「信号のない横断歩道での交通違反」について紹介しました。
私の違反が、みんさんのお役に立てればと思います。
- 歩行者、自転車がいる場合は、横断歩道の接近時は徐行する
- 歩行者、自転車が横断しようとしてる場合は、一時停止して通行を妨げない。
※ 信号の有無の関わらず歩行者絶対ルールを周知徹底しましょう。
それにしても・・・
感情として交通違反の取り締まりにイラっとするのはなぜでしょう?
隠れる行為に事故予防が目的なのか、違反者の摘発(反則金の徴収)が目的なのか分かりません。
五輪時の事故防止が目的なら、TVCMを頻繁に流したり、インターネット広告を貼ったり、日本中が周知徹底するように施策すべきです。(もう来年ですよ。)
私は身に染みて理解しましたが、次の違反者が出るのは明白です。
よかれと思ってした判断も摘発対象になる可能性があるので、みなさな気を付けましょう。

この記事を読んで加害者・被害者が1人でも減れば嬉しいです。
ただでは捕まらない男・けんくんです。
余談
本日は酒がすすみました・・・号泣
ベアレンビールの苦味がしみるねー。

良かったら次回更新も見てください。
どんと晴れ♪
コメント
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